あと二ヶ月弱で授業が終わる

来年1月から始まる最後のセメスターは修論執筆なので、実質的に最後の授業となる年内のモジュールのスケジュールが今日発表された。昨年同様12月のクリスマス前までかと思っていたら、なんと11月末まで。つまり、もうあと2ヶ月弱ですべての授業が終わってしまうということ…!先日修士二年目が始まったと思ったのに。早い。早すぎる。

今のモジュールは先行研究のレビューなので個人ワークが多く、もっぱら図書館にこもっている。一方次のモジュールはMethodology(計量・定性共に)でレクチャーが多く、詰め込んだスケジュールのため毎日教室に行く週もあるようだ。いよいよ修論執筆に向けて最期のピース。
これまでこの分野の基礎理論・関連分野、先行研究のレビューの仕方、基本的な計量調査について学んできて、今はシステマチックレビューと、応答論文の書き方をやっている。文章も2000ワードから始めて、3000、4000、5000、8000とバリエーションを書き分けてきた。最後にこの分野でよく使われる研究手法を応用編で詰め込み、そして修論に昇華させる。着実にステップアップ出来るようよく練られたコース設計で、逆に言えば既に一通りの基礎がある人には物足りないかもしれないが、欧米ベースの学問的な基礎を身に付けたい私には本当に合っていた。入学前にシラバスを読んだときにここまでわかっていたわけではないので、つくづく私は運が良いし、カリキュラムとの相性は大事だと思う。

早くまた第一線に戻って働きたい反面、この貴重な時間や空間からまだ離れたくもないなあ。時間があるうちに、どんどんお気に入りの図書館スペースへ行こうと思う。

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