最初のセメスターの成績が出揃った
8月末から4ヶ月間3モジュールにわたった最初のセメスターの成績が出揃った。
エッセイ4本、筆記試験1つ、グループワーク1つ(グループでテーマを設定し分析+発表+レポート)、先行研究の精読セミナーでのプレゼン2つをこなし、その結果で最終成績が出る。結果は満足がいくものだった。素直に嬉しい!
エッセイは進学するまで書いたことがなかったのでどうなることやらと思った。日本語でエッセイというと随筆とか感想文みたいな印象を受けるけれど、実際は日本で言うところの「レポート」に近い。ただしそれなりのお作法があるので、この本(下記写真)に救われた。
一番の発見は指示によって想定される内容と構成も変わってくる、という点。例えばdebateせよなのかdiscussせよなのかで求められている内容が違う。この指示語(command)が肝で、知らなかったら指示の語感から自分なりに判断して書いてしまっていたと思う。社会科学系の方で学部留学を経ず(通常は皆学部でこのトレーニングを受けている)院留学する方にはこの本は非常にオススメ。
英語の表現力自体はまだまだ課題はあるとはいえ、フィードバックコメントを読む限り構成力や論理展開、資料の使い方などは共通して評価が高かった。これはすでに日本で修士を出ていることと、実務経験の賜物。
グループワークやプレゼンは実務でチームで仕事をしていたり、英語でプレゼンをしたことがあれば、社会人経験者はおそらく問題はない。というかむしろアドバンテージ。例えテーマがアカデミックに変わろうが、必要な基礎能力はあまり変わらないんだなというのが確認できたのは大きな自信になった。
新しいセメスターが始まったものの何となくマンネリ化していたのだけれど、おし、引き続き頑張るぞ、という気分。
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