コロナ禍でスタートした一学年上の学生たち
先週金曜日に一学年上の生徒と飲み会があった🍺
といっても、我々の学年が17人のうち11人参加したのに対し、上の学年は20人中3人。修士なのである程度個人主義でもおかしくないのは横においても少ないな〜と思いきや、上の学年はあまり仲が良くないのだという。というよりも、仲良くなるきっかけを掴めなかった、というべきか。
スウェーデンはロックダウンを行わず緩やかなコロナ対策措置を取ったこともあり、2021年8月末入学の一学年上の生徒たちも授業自体は原則対面でのスタートだったそうだけれど、実際にはハイブリッド型での運用が多く、最初のセメスターは個人の事情に応じてクラスメイトには会ったり会わなかったり。結果として特定の仲良くなったクラスメイトを除いて特に関係を深めないままに今に至るとのこと。今はもうちょうど修論のテーマを出して更に個人作業に入る時期なので、今更…ということなのだろう。
それに対して我々の学年は、さすがに全体で和気あいあいという程ではないけれども、この3ヶ月で全員の人となりは大体把握しているし、クラスのチャットなんかも頻繁にやり取りがあり一体感はある。やはり最初から全員対面で密度高くグループワークを含めて授業に参加してきたというのは大きいんだなと実感。
コロナの影響は他にも。
上の学年の出願時期はEU域外出身者は2020年冬、EU域内は2021年6月頃なので、そもそもコロナの見通しが不透明だった頃。結果半数がスウェーデン人、半数が大陸欧州出身で、EU域外出身者は2名と我々の学年に比べて多様性がない。コミュニケーションという領域を学ぶにあたってこれは大きな損失だと思う。
不可抗力で仕方のないことだけれど、一学年ずれただけで本当に相当違う学生生活だったんだなあ…と現実を突きつけられたのでした。
ドイツ人のクラスメイトがニコラウスの日🎅(12/6)でクッキーを焼いてきてくれた。
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