大学のセキュリティ問題
宮台教授が刺された事件を受けて、とある日本の大学教員の方がTwitterで、今はシラバスはオンライン公開されているので部外者でも簡単に教員の担当時限と居場所がわかる、と呟いて問題提起されていた。
それを読んで、言われてみればこちらは違うなと思ったので、参考までに私が通う大学(院)のケースを書いておきます。スウェーデンは総合的には治安は良いんですが、言われてみたら日本の大学よりセキュリティレベルは高いかもしれませんね🏫
・シラバスは大学ホームページで公開され誰でも読めるが、内容は課目名、単位数、授業目的、授業概要、到達目標のみ。
・担当教員と教室、具体的なカレンダーは「コースガイド」という別資料で、受講登録した学生のみポータルで閲覧可能。ちなみに受講登録の段階では細かい時間がわからない。必修科目は時間割の組み方に自由度がないので、ここら辺は日本とは違うかもなと思う。(ちなみに授業カレンダーはカレンダーアプリに同期もできます)
・キャンパス自体は部外者も入れるが、建物は時間外はロックされていて、解除には学生証と個人で設定したPINが必要。所属学部の建物でないと入れない。時間内は建物には自由に入れるが、教室はロックされていて、やはり登録した学生でないと開けられない。教室を自習で使いたい場合などはポータルから予約制で、予約した時間にならないと開けられない。
・学生証は無くしたらポータルから遠隔でロックでき、勝手に使えないようにできる。特に紛失の罰則はないが再発行は有料。
・警備員は特にいない。
こんな感じです。学生証=カードキーは会社勤めしていたらそんなに違和感はないかなと。いずれにせよ私の学生時代とは結構違いますね。
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